チョコボールを使った「キョログラミング」を体験|宮崎台教室

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2023/04/02

チョコボールを使った「キョログラミング」を体験

以前、グリコさんのGLOCIDEを紹介しましたが、今回は、森永製菓さんのチョコボールを使ってプログラミングする「キョログラミング」を体験

「キョログラミング」のサイト

このアプリには「育成モード」「ダンスモード」「冒険モード」がありますが、プログラミング的な思考が必要な「冒険モード」を体験します。(他のモードは正直プログラミング要素はあまりないです)

最初にチョコボールを並べて写真を撮ることで、キョロちゃんに行動を覚えさせます。
本来は、本物のチョコボールを使うのですが、教室で本物のチョコを使うのは衛生上ちょっと問題ありかなと思いましたでの、手芸店て見つけた「チョコボールのようなアクセサリ」を使ってみました。

で、早速チョコボールの読み込みをやってみたのですが、この読み取りがすごくやり辛い。なかなかうまく読み込めないのです。
しかも、失敗した時に「正しく読み込めませんでした・・・」としか表示されない。
これでは、原因も解決策も分からないのです。
これにはうまく読み取れるようになるのにかなり時間を要しました。

最初からこんな状態だと、すぐに諦められてしまって、使ってもらえないのではと思います。「アクセシビリティ」が悪すぎます。

「アクセシビリティ」について参考までに、
「Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0」というガイドラインを見ると…
3.3 入力支援: 利用者の間違いを防ぎ、修正を支援すること。
3.3.1 エラーの特定: 入力エラーが自動的に検出された場合は、エラーとなっている箇所が特定され、そのエラーが利用者にテキストで説明される。
3.3.3 エラー修正の提案: 入力エラーが自動的に検出され、修正方法を提案できる場合、その提案が利用者に提示される。
(Webサイトではないですが、エラー処理などはアプリでも考えは一緒のはずです。)

このアプリを作った人は「アクセシビリティ」というものを知らないのかも。
ここは是非とも改善して欲しい点です。

いきなりアプリの批評になってしまいましたが、本題に入ります。

「冒険モード」では、「前に進む」や「右に進む」などのパーツを組み合わせることでキョロちゃんをゴールまで動かします。

ここまでは他のプログラミングソフトと同じですね。ただ、このアプリでは単純な動きの他にも「飛び越える」「のぼる・降りる」「泳ぐ」などがありなかなか面白い。更に後半ではループの考え方も登場するのですが、その動作の指定の仕方も工夫が凝らされていて興味深いです。
目標プログラミング回数も設定されているので効率の良い動きを考えるのも結構難しいです。ステージ数もそこそこあるので長い時間楽しめました。

という事で、新たなプログラミング体験、結構楽しめました。
そして、ユーザーインタフェースって大事だよねという事も学べました。