ゲームじゃない体験会プログラム その2と3|宮崎台教室

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2023/07/10

ゲームじゃない体験会プログラム その2と3

ゲームじゃない体験会プログラムの続きです。

【STEP2】
STEP1で作成したプログラムに「犬のおまわりさん」が安全なタイミングを教えてくれるようにアレンジを追加します。

現実世界でも人間であれば横断歩道を渡ろうとした際に、左右を見て、クルマが近くに走って来ていれば止まって待ちます。でもクルマが少し遠くでゆっくり走っているようなら今なら渡れそう。とか、まだだいぶ遠くにいるけど、スピード出していそうだから止めておこう。など、感覚的に瞬時に判断してます。
これは、実際にはクルマまでの距離とか速度、横断歩道の長さ、横断歩道を渡り切るまでの時間などを頭の中で一瞬で処理して判断しています。しかもほぼ無意識に。

でも、コンピュータはそれを、一つ一つ指示してあげないとできないんですね。
その指示の仕方を考えるのがSTEP2のプログラミングです。

動画2です。


これで、少し安全に渡れるようになりました。
ただし、お巡りさんの指示を無視して渡ろうとすると、ぶつかってしまいますね。

【STEP3】

今度は、クルマの方が、カルガモさんが渡っていると自動で止まってくれるようにします。(最近の車には装着が義務付けられている自動ブレーキってやつです)
こちらでは、クルマの方の目線で見て、前方にカルガモが横断していた場合に、そこまでの距離と今の速度を踏まえて、速度を緩めたりします。

動画3です。


かなり安全に渡れるようになりました。


実際、ここまでをやろうとすると結構難易度高くなります。
体験会に来て、すぐにここまで辿り付ける生徒さんはいないでしょう。

このような現実世界で起こっていることをテーマにプログラミングの事を理解してもらえたら分かりやすくなるでしょうか。