みなみ野教室では、テキストが終わった後にScratchでオリジナルゲームを作る子が多くいます。
授業で扱ったものからヒントを得て一から作ったり、お家で作ってきた大規模な作品の改良を行ったりしています。
釣りゲームやモンスターを育てて戦わせたりと、制作しているゲームは三者三葉で規模もテーマも違います。
共通しているのは、みんなユニークで楽しそうな作品を作っていることです。
そんな中、一人の生徒が「テーマを言ってくれたらそのゲームを作るよ」と言いました。
「スクロールゲームを作ってみて」と注文を出して20分ほど経ったところで、「完成したから見て！」と声がかかりました。
どうやら、空飛ぶネコを操作して、右側から飛んでくる鳥（障害物）を避けるゲームのようです。
ビルや背景の絵は手作りでスクロールに合わせて移動していきます。HP（体力）や進んだ距離を「変数」で作っていて、ゲーム性もしっかりと持たせています。
わずかな時間でこれだけのものを作ったことも凄いですが、それ以上に驚かされたことは、作るにあたって頭の中で課題解決のプロセスを組み立てることが出来ていたことです。
うまく動作しない原因を把握して、いくつかの解決方法を試していくといったことが自然とできていて、とても素晴らしいと感じました。
出されたテーマに対してパッと作品を作る即興力も素敵ですね！
