ゲームじゃない体験プログラムを作成してみました。|宮崎台教室

宮崎台教室のトピックス

TOPICS

宇宙人

ブロック

波要素

2023/07/10

ゲームじゃない体験プログラムを作成してみました。

少し前のテレビのニュースで、小学校のプログラミング教育の話題が取り上げられていました。当然、Scratchも紹介されていたのですが…、なんと、Scratchを禁止している学校があると。そして、その理由が「ゲームができるから」だとか。

プログラミング教育の目的はプログラミング的な思考を養うことですが、そこでゲームを使うのは、興味を持ちやすく、取り組み易いからなので、ゲームを作って遊ぶことが目的ではない。そこを理解してもらうにはどうすれば良いのかを考えないといけないですね。

体験教室でもゲーム造りを体験することで、プログラミングの楽しさを実感してもらっていますが、親御さんからすると、(お金を払ってまで)ゲームが作れるようになるのが何の役に立つの?という疑問はあるのかもしれないですね。

という事で、ゲームではなくて、もう少し現実の世界で起こっていることをテーマにしたプログラミング体験にしてみたらと考えてみました。
題材は、「カルガモ親子を道路の反対側の川に安全に渡らせる」です。Youtubeで、カルガモが卵を産んだ場所から、雛たちを生育させやすい場所に引っ越しをする動画を見て思いついたものです。

中身は体験会でおなじみの「おばけUFO」のプログラムそのままですが、背景とかキャラクターを変えることで、全然別物のようになっています。

【STEP1】
最初は「おばけUFO」のプログラムはほぼそのままに見せ方を変えています。
・UFO」と「お化け」を「かるがも親子」と「クルマ」に変えました。
・背景を道路と上に川に変えました。
・動きを「クルマ」が左右から一方向に動いてきて、端に来ると反対側からまた出てくる動きに変えました。

動画1です。


プログラムはほとんど同じですが、見た目はずいぶん変わりました。少しゲームっぽさは薄れたかなと思います。
ただ、これだけだと「お化けUFO」と本質的な点は変わりありません。

そこで、アレンジを追加していきます。
その2、その3につづく