児童が前のめり!小学校【英語×プログラミング】の学習相乗効果|ラボニュース | Kids プログラミングラボ

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2022.12.16

学校教育支援

児童が前のめり!小学校【英語×プログラミング】の学習相乗効果


こんにちは。小学生から学べるプログラミング教室「Kidsプログラミングラボ」です。

小学校で必修のプログラミング。私たちは社会貢献として、学校でプログラミング学習をいつからでも始められるよう支援しています。

2021年5月、東京・日野市立平山小学校の依頼で、プログラミングを使った外国語(英語)の授業を5・6年生に実施しました。

「いつもの授業より子どもたち、前のめりに取り組んでいます!」

当日、先生が驚いておっしゃいました。

「英語の発音に親しみ、語彙を増やす」という学習にプログラミングを用いた結果、児童の95%が「楽しかった」と振り返っています。

その源泉は、両者の掛け合わせから生まれた“3つの相乗効果”にありました。

相乗効果1【共創】 先生と共に、課題に挑む教材を開発


授業に先立って先生から、英語学習の課題を共有いただきました。

 課題1 各アルファベットの名前と発音を覚えるのが、難しい

 課題2 語彙がなかなか増えない

そこで当ラボが提案したのが、子ども用プログラミングソフト・スクラッチの「音声読み上げ機能」を活用した学習です。

好きなアルファベットや単語を入力すると自動的に読み上げてくれる機能を生かし、楽しく勉強できる教材を先生とオリジナル開発しました。

相乗効果2【自発】 題材は自分の名前。自然にのめりこむ

教材名は「How do you spell your name?」

音声ありで、再生してみてください。
自分の名前に使われているアルファベットを1字ずつ、英単語を使って説明するプログラムです。例えば「KAZUKI」という名前なら、「KAZUKIの“K”は、Kissの“K”です」などのように英語で表現します。

英字の名前と発音に慣れ、語彙を増やすのが目的です。

あらかじめ作成してあるプログラムにスペルを打っていくと、自動で説明ができあがり、パソコンが読み上げてくれる仕組みを、小学生はすぐ理解してくれました。

「スペルの後にその文字を使った単語を読み上げるので、スペルと単語、両方覚えられた」

「自分の名前のつづりを、他の単語で表すのがおもしろかった」

「名前に使われている単語を聞くのは少し難しかったけど、またやりたい」

もっとも身近な題材である「名前」のスペルを自ら入力することで、英語やプログラミングの習熟度にかかわらず、学習にのめりこんでいったようです。

相乗効果3【自由】 好きな単語でアレンジ。語彙が広がり、達成感が

授業の後半では、名前の説明に使われている英単語を、自分の好きなものに変えるアレンジに挑戦しました。新しい単語を登録したら改めて1字ずつ入力し、パソコンが読み上げるのを確かめます。

「好きな言葉を英語で聞いて書けるようになって、うれしかった」

「自分で変えた単語がどんな発音なのか、どういう意味なのか知れて、すごく楽しい」

「いろいろな言葉の発音がよくわかって、こういうふうに言うんだ! と気づいた」

変えたい単語を教科書やプリントから探し、自分だけのプログラムに仕上げていったこと。知らず知らずのうちに語彙が増えたこと。

「英語×プログラミング」の授業がもたらしたダブルの手ごたえを、子どもたちは感じていました。

学校の先生より
英語専任・三浦先生

「今回、外国語の授業で初めてプログラミングを取り入れました。”子どもがこんな力を身に付けることができたら”という視点をもとに、Kidsプログラミングラボの方々と一緒に教材を考えました。実際に子どもたちが楽しみながら学習している様子を見て、今後もこの取り組みを実践していこうと思っています」

 

【小学校プログラミング授業支援】過去の実績をご覧ください(当ラボwebサイトへ遷移します)

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